reacTableっぽいものを作ってみよう!設定まとめ

reacTableが欲しい!(2008年末に出る予定らしいです、ここ参照)でもどうせお高い価格になるんだろ、何十万も出せないよ!って方は自分で作ってしまいましょう。以下の設定は参考までにご覧ください。前にも載せましたが、それっぽい動画はこれです。

用意するものは、前々回くらいを参照して下さい。もちろん、マーカと指認識にはreacTIVisionを使用します。描画には、processing(proce55ing)使用。では、早速!

USBカメラ設定(LogicoolのQVP-61使用)



上。色空間/圧縮はI420に大きさは最大の640*480。原因不明ですが、RGB24だとうちのvista機はBSOD!JMyron関係?しかし、FPSがこれ以上上がらないとは・・・・・・
中。明るさは6500から8000くらい、コントラストMAX、彩度が半分よりもちょっと上げます、ホワイトバランス、バックライト補正は適当
下。最後が一番ポイントかもしれません。自動ゲインを切り、露出をちょこっとだけ上げ、ゲインは0
自動ゲインは必ず切って下さい。カメラからスクリーン中央までの直線距離は、約450mmです。

プロジェクタ設定

プロジェクタは、明るさ最小、コントラストを最小よりもちょっとだけ上げます。プロジェクタはスクリーンに直投影したほうがよさそうですが、設置の問題(上に向けて投影)があるため鏡を使用しました。プロジェクタレンズから鏡まで約180mmとなっています。鏡からスクリーン距離は約1mです。

スクリーンに映す映像

背景色の設定になりますが、かなり大事です。極端な値ですと指タッチが認識できません。マーカ認識後に描画させる映像に制限が出るかもしれませんが、RGBで(80,80,80)としています。(255,255,255),(0,0,0)だと(たしか)タッチ認識が出来ませんでした。

部屋の照明

真っ暗に!ディスプレイの明かりくらいは問題ないようです。

reacTIVIsion設定

gradient gateを64
finger size31、sensitivityを110
あと適宜キャリブレーションします。

で、こんな感じに認識


カメラ位置を調整していないためズレていますが、このように認識されます。下中央が光っているのが分かると思いますが、ここは認識出来ません。鏡のせいです!プロジェクタで直投影した場合には問題ないのですが。

まとめ

あくまで僕の環境ですが、どなたかの参考になればと思います。周囲環境の影響を受けやすく認識がロバストではありませんが、自宅で遊ぶ分には問題ないと思います。
赤外線LEDを使用していない、プロジェクタを譲り受けたため、総額1700円くらいです!(スクリーン: 100円、鏡:1 00円、USBカメラ: 1500円くらい、それにダンボール:0円)
指タッチ認識の精度を高めることが出来れば、簡易Lemurも作れますよ。

プロジェクタなんてね〜よ!って方は次回をご期待下さい。なんか書くかもしれません。