SuperColliderを始めようと思う、エディタはEmacsっての使っておけば良いんだろ?

こんなスレタイがちょいと流行った。しかし、繰り返しはすぐに飽きられるのはいつの時代も変わらないだろう、もうほとんど見かけない。さて、かつて本blogではSuperCollider on Emacsの導入記事を書いたわけですが、繰り返しスパコEmacsについて書いてみようと思います。良いんだろ?
(参考)
ぜろから導入、cocoa emacsでSuperCollider
Cocoa EmacsでSuperCollider 2

デフォルトエディタ

SCのデフォルトのエディタはそんなに貧弱ではありませんので、舐めてはいけません。もしかしたら、デフォエディタを使用している人がほとんどかもしれませんし。フォントをちゃちゃっといじれて、そのままhtmlとして保存することもできます。コードにちょっと解説書いてupする方には便利かと。さらに、特筆すべきは、autocomplete機能でしょう。(最近まで知りませんでしたが)
使用方法は、help.htmlのAuto Completionに記載されています。

Document.autoComplete //オートコンプリート環境の新しいウィンドウを開く
Document.openAutoComplete //ファイルを指定して開く

SinOsc.とかまで打つと、別ウィンドウが開いてメッセージ(メソッド)を表示してくれます。なんと、引数も一緒に出してくれたりします!今のご時世当たり前ですよねー。ま、デフォで補完してくれませんし新しいウィンドウを開かれると、いらっとしたりする可能性もなきにしもあらずです。たぶん、startup.rtfにここらへんを記述しておけば、デフォでおkだと思いますが。

Emacsの魅力とは?

導入

scelの導入は結構面倒っちゃ面倒です。導入方法の元ネタは、
http://sam.aaron.name/2010/02/09/hooking-supercollider-up-to-emacs-on-os-x.html
であり
http://blog.noanoa.asia/2010/05/emacssupercolliderosx.html
や本blogにも記載してあります。

それでも使う

そもそもEmacsは非常に強力なエディタでその拡張性は、っぱないです。vi?はあ、死ねよ。とか、好きな人はもの凄い好きなんですよね。慣れるのに時間かかりますけれど、慣れると手放せないです。慣れないと手がつけられないです。ググればEmacsさいこー!とか死ぬほどひっかかりますので興味あればぜひ。
で、SCでEmacsを使う利点は、ひゃっほー、EmacsでSCのコードが書ける!という他に、デフォエディタでは、補完機能使うためにちょっと手間でしたが、Emcasを使うとデフォでC-c C-nかM-Tabで補完してくれます。うざい新規ウィンドウも開きません。また、デフォエディタでは()内のコードを実行するのに、ダブルクリックか⌘+Bとか選択してから実行と二段階で実行していましたが、Emcasだと、C-M-xをぽちっとすれば()内のどこからでも実行可能です。なんと、これは便利!ヘルプファイルもw3mを入れておけば、一つのウィンドウで操作可能ですし、小さなディスプレイですと非常に有り難いです。いやいや、私はpostウィンドウが開いていないとSC書いている気がしない、などという人にはウィンドウ分割して横に表示させておけば良いだけでしょう。
また、シンタックスハイライトもデフォなのでうれしいところです。いちいち、⌘+'とか打たなくても良く、デフォエディタよりも見やすいです。
なんだかんだで、1アクション短縮できるということは、非常に魅力的だと思います。

やっぱり使わない

cocoaGUIは使用出来ません。GUI使用するならSwingOSC一択になってしまいます。そもそもEmacsは慣れるのにちょいと時間がかかりますし、自分に最適な環境を作ろうといじりだすと、手段と目的が入れ替わります。確実に。もしかしたら、環境によっては上手く動作しないことがあるかもしれません。よくわかりません。http://bit.ly/feyIF0
あと、暫く使っていないとすぐにショートカットキー忘れます。

以上

ま、自分の好みですかねー。vi派にはscvimなんてものもありますよー。そもそも、LinuxからSC使いだすとEmacs選択せざるをえないんですけれどね。win環境ではエディタが貧弱なのでつらいところです。